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鶏のこだわりについて
黒岩牧場ではヒナから育てます。ヒナから育てることのメリットは、農場で鶏の素性も健康管理も把握することができ、ヒナから成鶏までの一貫体制が確立できます。 高品質な鶏肉の源は健康なヒナからだと考えております。
鶏の本能を引き出す養鶏
「もうかるための養鶏は、鶏をだめにする」と考え、鶏がもつ獣本来の本能や自然治癒力などが目覚めるように環境を整えております。私は見守っているだけで、鶏たちは自然に健康に成長していきます。
人間の都合で早く出荷したい、早く太らせたい、と本来の鶏とは違う成長をさせると、抗生物質や薬をあげないと生き残れないようになってしまいます。
黒岩牧場では抗生物質などは与えておこないません。しかし、鶏の喉に寄生する虫は、鶏にとって致命傷になります。そういう鶏だけは後で寄生虫に聞く栄養剤を口から含ませて回復を試みます。
鶏たちは毛つやもよく鮮やかな赤いとさかに鋭い目つきで、生きる力がみなぎっております。
「自然のまま」を活かした養鶏スタイル
鶏舎には中央に円形のえさ箱と水飲み場があって、自由についばめるスタイルです。餌はオーダーメイドで配合したトウモロコシや穀類が主で、抗生物質など化学合成物質を一切配合されていないものです。
鶏は具合が悪くなると、土を食べるというのはご存知でしょうか。土は天然の抗生物質が豊富に含まれているのを知っているのです。土を食べて自分で体調を整えます。
鶏を育てる上で大事なのは余計なことは一切せず、鶏が自分で自分の体調にあわせて土をついばめる状態に環境を整えてあげることであると考えております。
黒岩土鶏の定義
・一般的な飼育マニュアル(管理型養鶏)から逸脱されたものである。
・鶏の本能を目覚せ、本来の治癒本能・防衛本能を鶏自身に引き出させる。
・鶏の病気の予防薬品の使用は孵化後30日までとする。(特別な場合を除く)
・鶏の成長と同じく、自然界の中で鶏が自然の中で抗体を作る。
・鶏のヒナ飼育においては、床は土であること。
・鶏舎は開放型であること。
・緑地があること。
・日光が当たること。
事項 | 基準 |
---|---|
素雛 | 孵化から3日以内 |
飼育期間 | 孵化後120日以上で飼育していること |
飼育方法 | 素雛の保温管理が終了し保温室(箱)から室内、室内から外へ出る施設があること |
飼育密度 | 室外に施設があるので夜間室内で休める広さがあること |
薬や化学抗生物質、配合飼料は使わないで、なるべく自然のままの養鶏スタイルを確立しました。この要件を満たした養鶏が増えることを願っております。